朝食を食べない人はきちんと食べる人に比べて、体重過多になる可能性が75%も高いのだそうです。この数字を見れば、朝食をきちんと食べる時間を取ろうという大きな原動力になりますよね!
健康的でバランスの取れた朝食をしっかりとれば、新陳代謝を促し、血糖値の急激な上昇を抑え、日中の暴食を防ぐことができます。卵や魚、豆腐、納豆、ナッツなどのたんぱく質を朝からきちんと食べるようにしましょう。
脳のスキャン映像などを利用した最近の研究(2012年11月発表)によれば、朝食を抜いてしまうと、その後で脂肪分が多くカロリーの高い食べ物に強く惹かれてしまう傾向にあるとのこと。被験者が朝食を抜いてみると、きちんと食べた日に比べてランチの食事量が約20%も増加しました。
朝起きてお腹が空いていなかったとしても、少量でも朝食をとるようにしましょう。たとえばフルーツとナッツ(揚げていない無塩のもの)を少しずつ食べてみてはいかがでしょう。
そして時間に余裕があれば、ぜひ昔ながらの日本の朝食を食べるよう心がけてみてください。抗酸化物質や栄養が豊富な上、栄養のバランスがよく、これ以上の素晴らしい朝食は世界中どこを探してもありませんよ。(写真は12月のとある日の我が家の朝食です。)
Lots of Love, Erica
出典:
Dietrich, M., et al., “The Effect of Breakfast Type on Total Daily Energy Intake and Body Mass Index: Results from the Third National Health and Nutrition Examination Survey (NHANES III),” Journal American College of Nutrition, August 2003, vol. 22 no. 4, pp: 296-302.
Goldstone, A.P., et al, “Salience resting state network integrity in the orbitofrontal cortex predicts task activation to viewing high-calorie foods when fasted.” Society for Neuroscience Annual Meeting, Nov 2012. MRC Clinical Science Centre at Imperial College London.
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