1960年前半に気象学者のエドワード・ローレンツ氏が「バタフライ効果(エフェクト)」という驚くべき理論をニューヨーク科学アカデミーで発表しました。その後30年を経て、世界中の物理学者たちがこの理論の信憑性を立証したのです。
その理論とは、蝶が羽を動かすと空気中の粒子を動かし、その結果としてさらに多くの粒子を動かしていき、それが積もり積もって、大気中に相当な変化を起こし、やがて地球の反対側で発生する竜巻を変化させたり遅らせたり、加速させたり、さらには阻んでしまうことすらあるというものです。
あなたが毎朝ご近所さんに気持良く挨拶をする(または冷たく無視する)ときから、自分の子供や両親と穏やかな気持ちで(またはイライラしながら)話すときに至るまで、あなたの日々の言動一つ一つが良しにつけ悪しきにつけ、世界中の何か、または誰かに対して作用する力としてどんどん蓄積していきます。つまり、すべての物事には「作用力」があるということです。そして、それらの全ては繋がっているのです。
この作用をもってすれば、あなたは日々接する人たちに対して光とぬくもりを与えてあげることができるのです。そして、あなたの行動が、巡りめぐって社会に対して大きな影響を与えるのです。すべてのことは繋がっているということを忘れないでください。
Lots of Love, Erica
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