食べ物は最も効き目がある薬です。病気を予防してくれるだけでなく、多くの慢性生活習慣病を治してくれる薬でもあります。栄養豊富でバランスのとれた食生活は、肌の状態を劇的に改善し、アンチエイジング効果もあることが多くの研究で証明されています。でも、ひと言で「健康的な食生活」 と言っても実際はちょっと複雑。私たちが食べているもののほどんどは「リアルフード」ではなく、加工され、様々な添加物が加えられ、食べ物のふりをした「食べ物風の物質」なのです。
ラベルやパッケージにヘルシーさを強調する表示をしている商品が、実は全くヘルシーでない場合も。カロリーゼロ、カロリーオフ、低カロリー、無脂肪(ノンファット)、低糖、砂糖不使用(ノンシュガー/シュガーレス)、低炭水化物(ローカーボ/ロカボ)、食物繊維豊富、、、、などなど、製造メーカーが健康的な謳い文句をこれでもかという程魅力的に表示していても、実は知りたくない事実が隠されていることもあるのです。例えば「無脂肪」と書かれた一見ヘルシーなヨーグルトの原材料を見ると、大量の砂糖が入っているなんてことも。これは脂肪分を除去した代わりに砂糖を加えて美味しさを保つためなのです。また、カロリーゼロ、カロリーオフ、低カロリー、低糖、砂糖不使用、ノンシュガー、シュガーレスを謳った食べ物、飲み物には、スクラロースやアスパルテーム、アセスルファムKといった有害な人工甘味料が入っていることが多々あります。(日本の法律では人工甘味料が含まれていても砂糖不使用、ノンシュガー、シュガーレスと表示できます)
もし何を食べたらいいのか混乱してしまった場合は、自分自身に問いかけてみましょう。「これは人工的に作られた物?それとも自然の中で育まれた物?」と。例えばアボカドは自然によって育まれます。しかし、栄養補助食品、栄養バランス食品などと呼ばれる加工食品は自然の中で生まれることはありません。健康のためにも、美しさのためにも、最も効果のある薬である食べ物を選び取るのはあなた自身。正しい知識を身につけて、健康と美のための最強ツールであるお箸で、「食べ物風の物質」ではなく、自然が育んだリアルフードをつまんで、最愛の身体に届けましょう!
Lots of Love, Erica
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