生活習慣病は一夜にしてなるものではなく、10年、20年、30年… と不健康な食事やライフスタイルが積み重なった結果、患ってしまうものです。心臓病やガン、糖尿病、アルツハイマー病、関節炎、アレルギー、消化器疾患、頭痛、倦怠感など、多くの現代病には特効薬など存在しないのです。
しかし、様々な研究結果から別のことも分かってきています。それは、日々の食事が最も強力な『薬』となり、ほとんどの慢性的な病を予防するだけでなく、治療したり、進行を遅らせたりすることができるということです。日常的に口にするものは、私たちの遺伝子にさまざまなメッセージを伝え、結果的に健康的な身体を作りあげたり、逆に病を引き起こしてしまうことにもなるのです。体内の水分や酸素と同様に、食べ物は体内で起こる約5万の生化学反応の材料となっています。つまり、あなたの体内で起こる生化学反応の一つ一つは、食べ物の影響を大きく受けているということなのです。
食べ物が持っている強力な効果を考慮すると、良質かつ新鮮な天然の食材をまるごと食べることがいかに重要かということが分かるでしょう。
日々食べる物が将来の健康状態のあり方を決定づけます。健康的な食事を継続することが、病を予防したり、より健康的な体をつくったりするだけでなく、お肌の状態や容姿の美しさ、年の重ね方にも極めて大きな影響を与えるのです。食事とは単に「カロリー」や「エネルギー」ではなく、それ以上にもっと大きな意味を持った『長生きと健康へのチケット』なのです。
今年はバランスの取れた健康的な食生活を心掛け、さらには伝統的な和食をもっと取り入れるようにしてみてはいかがでしょう。健康的な食事に時間を割くことが、あなたの将来の健康や幸せ、そして美しさへの一番の投資になりますよ。
Lots of Love, Erica
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