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    誰かががあなたについてとやかく言うことをコントロールすることはできません。

    誰かががあなたについてとやかく言うことをコントロールすることはできません。

    残念ながら、誰かががあなたについてとやかく言うことをコントロールすることはできません。 でも、あなたがあなた自身に対して言うことはコントロールできます。

    私達は毎日約60,000のも思考をしていて、そのうち約80%はネガティブなことだと考えられています。しかもその多くは、昨日、先週、そして去年とほぼ同じ思考なのです。否定的なセルフトーク(自己会話/自分自身に対して話しかけること)を延々と繰り返し、それを行っていることにすら気づいていない状態、、、。思い当たる節はありませんか?この現象は”ANTs”(Automatic Negative Thoughtの略語/自動的ネガティブ思考)と呼ばれ、脳にプログラムとして組み込まれてしまっています。そして自尊心の低下、不安感、うつ病、罪悪感をもたらし、消極性を加速させ、最終的には健康にも悪影響を与えてしまいます。つまり”ANTs”はあなたの幸せを奪ってしまうのです。

    何かを考える時、脳と体は化学物質を生み出します。例えば、否定的、批判的な思考を行うと、コルチゾールのような化学物質が分泌されます。逆に、ハッピーで希望に溢れ、親切で、愛情深く、ポジティブな思考をしている時は、オキシトシンのような化学物質が分泌されます。 「私はなんて全然ダメ、、、。」「私はいつもどうしようもないミスをしてしまう、、、。」「何か悪いことが起こるに違いない、、、。」「私なんて全然かわいくないし、、、。」「私なんて全然痩せていないし、、、。」「私なんて全然賢くないし、、、。」「私なんて背が高くないし、、、。」「私の太もも太すぎ、、、。」「素敵な彼氏(彼女)には巡り会えない気がする、、、。」「私のことを好きな人なんて一人もいない、、、。」「もっと◯◯◯◯が上手だったらよかったのに、、、。」「私がもっと◯◯◯◯だったらよかったのに、、、。」このようなことを考えている時は脳内でコルチゾールというストレスホルモンが分泌され、自分自身が自らの最悪の敵、最も厳しい批評家になってしまうのです。 しかし、ネガティブ思考を変えるための最初のステップは、このような否定的な思考を意識し、客観視することから始まります。

    自動的に行っているネガティブ思考に気づくことができたら、次のステップはその”ANTs”を上手く”PAT”に変えることです。 “PAT”とはPositive and affirming thoughtの略語で、前向きで肯定的な思考のことです。”ANTs”の発想を逆にすると”PAT”にすることができます。

    例)
    ANTs:今日のプレゼンは失敗しそうな気がする。→PAT:今日のプレゼンはうまくいく。準備万端だし、みんなが優しく受け入れてくれる。
    ANTs:会議で私のアイデアはいつも無視される。→PAT:私はとてもいいアイデアを持っていて、チームのみんなが評価してくれる。
    ANTs:何か悪いことが起こりそうな気がするし実際起こっている。→PAT:何か良いことが起こりそうな気がするし実際起こっている。

    どんな否定的なセルフトーク(自己会話)も必ず意識して、同じ状況の中でもポジティブなこと、勇気付けられるようなことは何か、探すようにしてみてください。アファメーション(自分自身に対する肯定的な宣言)を書いたり、感謝リストを書き出したり、感謝日記をつけたりするのもいい方法です。自分自身の親友のように、または幼い頃の自分を励ますように優しく話しかけてみてください。一晩で劇的な変化が起こるわけではありませんが、続けていけば筋トレと同様に誰でもだんだん簡単にできるようになってきます。そしてゆっくりと、でも着実に、脳は新たなプログラムに書き換えられ、他にも多くの驚くべき変化を実感することでしょう。

    自分自身にもっと優しくしてあげましょう。あなた専属のチアリーダーになって、もっと励ましてあげましょう。まずは自分にどのように話しかけているか、自分自身をどのように扱っているか意識することから始めてみてください。人生で最も重要な人間関係は、間違いなく自分自身との関係。ですからその関係を素晴らしいものにできるよう、がんばりましょう!

    Lots of love, Erica

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