先月、母が旅立ちました。彼女は私の世界そのものであり、最愛の友達でした。また博愛と共感、同情、慈しみに溢れる人そのものでした。
本当に沢山の人を深く愛し、同時にまるで荒れ狂う海の闇の先を明るく照らす灯台のような女性でした。
私達は日々の中で、何気なく隣に寄り添ってくれ、見守ってくれている人を当然の存在だと思い込んでいます。
事実、私も母とまた再開して、食事やカクテルを飲みながら色んな話ができるだろうと思っていました。
人は時とともに消えて逝くのに・・・
そしてその人との別れは驚くほど、突然に訪れるのに・・・
いつまでもそんな人との時が続くのかは、本当は誰も知らないのに。