エリカがプレゼンターを務めるNHK WORLDの番組、「Medical Frontiers」。日本の最新医療から生活に渡るトピックを毎回掘り下げる番組です。放送開始から8年、今年度で9年目になりました。150回目となる今回は、うつ病治療最前線〜Challenges in Preventing Depression Relapse〜です。
WHOによると世界のうつ病患者は約3億人、そしてその数は増加しているといいます(2015年報告)。日本では4〜5人に1人が一生のうちに1度はかかり、誰もが発症する可能性がある病気です。その治療で注目されているのが反復経頭蓋磁気刺激療法(repetitive transcranial magnetic stimulation:rTMS)です。磁気による電流で脳を刺激する治療で、欧米でうつ病への有効性が実証され、日本でも2019年から保険適用となっています。しかしうつ病は再発しやすい病気です。そこでrTMS療法を継続的に行うことで再発予防につながるかを検証する、国内外初の臨床研究が日本で始まりました。うつ病は、肥満や糖尿病と深く関係し、相互にリスクを高める危険があるという研究があり、予防や治療にも食生活の改善が有効だといわれています。薬が効かない患者にも有効性が認められているrTMS療法、そして食とうつ病の関係を探る研究者たちの新たな取り組みをレポートします。
普段の生活に取り入れられるヒントをお伝えするTIPSのコーナーでは、前回に引き続き、日常生活の中で、短時間で簡単に実践できて脳をリラックスさせる”歩きながら瞑想”や”食べながら瞑想”といった「ずぼら瞑想」をご紹介します。
ぜひご覧ください。
OA日時:
<NHK WORLD>
11月13日(月)23:30-0:00
11月14日(火)5:30-6:00、12:30-13:00、18:30-19:00
11月18日(土)4:00-4:30
<NHK BS1>
11月25日(土)4:30-5:00
NHK WORLDは下記のページからご覧いただけます。
※初回放送後1年間、オンデマンドで無料視聴可能です。
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