エリカがプレゼンターを務めるNHK WORLDの番組、「Medical Frontiers」。日本の最新医療から生活に渡るトピックを毎回掘り下げる番組です。放送開始から7年、今年度で8年目になりました。
140回目となる今回は、 テクノロジーで早期発見を目指せ~認知症研究最前線 (Early Detection Technologies to Prevent Dementia)です。
2023年1月、アメリカ食品医薬局は、日本とアメリカの製薬会社が開発したアルツハイマーの新薬を条件付きで認可しました。認知症は、原因物質の一つである「アミロイドβ」が異常に脳に溜まり始める認知症の前段階の「軽度認知障害(MCI)」で薬を使い始めることで効果があるとされています。しかし、課題は「MCI」そのものの早期発見です。大学では、「MCI」の脳波を周波数に変換して計測する簡易脳波計を開発。高齢者施設での試験を始めました。また、放射線医療をリードする国の研究所が「アミロイドβ」の蓄積が撮影できるヘルメット型のPET装置の開発に成功。2050年には、世界で1億5300万人が認知症患者になると予測される今、世界的にも治療へのめどが明快には立っていない中、早期発見にどのようにテクノロジーが貢献しうるか、日本の認知症研究の最前線をリポートします。
普段の生活に取り入れられるヒントをお伝えするTIPSのコーナーでは、MCIと診断されても早期に対処すれば進行を遅らせたり、症状を改善することが出来るデュアルタスクプログラムのトレーニングをご紹介します。
OA日時:
<NHK WORLD>
3月13日(月)23:30-0:00
3月14日(火)5:30-6:00、12:30-13:00、18:30-19:00
3月18日(土)4:00-4:30
<NHK BS1>
4月15日(土)04:30–05:00
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