エリカがプレゼンターを務めるNHK WORLDの番組、「Medical Frontiers」。日本の最新医療から生活に渡るトピックを毎回掘り下げる番組です。
今回のテーマはシリーズ「iPS細胞治療 ② 進む創薬への応用」です。
iPS細胞治療の最新情報2回シリーズの2回目は「細胞移植治療」です。
200万人に1人と言われる稀少難病「進行性繊維異形成症(FOP)」に有効とされる薬が、iPS細胞を活用した創薬研究によって見つかり、臨床試験が行われています。7000種の承認薬を試して効果を探り、その結果、臓器移植後に処方される免疫抑制剤「ラパマイシン」が、骨の異常な成長を止める可能性があることがわかりました。ラパマイシンは承認薬のため、副作用対策の報告も多く、治験を安全に進められるメリットもあるそうです。
また世界で40万人の患者がいると推計される「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の治療に効果が期待できる薬も見つかっています。ALSは脳から筋肉への信号が伝わらなくなる進行性の神経の病で、次第に寝たきりになり、人工呼吸器が必要となります。ALS患者から提供された血液細胞からiPS細胞を使いニューロンを作製、数千種類の既存薬の効果を検証し、その結果、パーキンソン病に処方される薬「ロピニロール塩酸塩」が、ALSの症状を緩和させることが確認されました。現在、臨床試験が進んでいます。
細胞移植治療最前線をレポートします。
Tipsでは禅セラピーの2回目、立っていても寝ていても実践できる座禅をご紹介します。
OA日時(JST 日本時間):
3月24日 (火)00:30-00:58 (3月23日深夜)、6:30-6:58、12:30-12:58、18:30-18:58
是非ご覧ください。
下記のページからご覧いただけます。
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/medicalfrontiers/
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視聴方法はこちらから。
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/ja/world/howto/
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